必見!花火の選び方
塾の勧誘を受けた長男
読書ノートを用意する 子供を読書好きにするために
QUUTで全力砂場遊び

親の選択が何十年も子供を苦しめることがある

※当ブログは広告を掲載しております

 

私の父は体罰派でした

育児猫の父は何度かブログでご紹介しましたが、

体罰肯定派でした。

 

www.ikujineko.com

上の記事では体罰で子供の反省を促すことは出来ないということを考察しています。

 

体罰を受けて育ちはしましたが、

病院送りにされるほどの暴力を受けたことはありませんし、

愛されていなかったと感じているわけでもありません。

 

父なりに子供を愛していたけれど

方法を間違っていたんだろうという風に

子供の頃に受けた体罰について

育児猫なりに今まで消化していました。

 

ですから「父からの暴力がトラウマで・・・」

みたいなことはこれまで言ったこともないし

かんがえたこともありません。

 

最近、過去の体罰で傷ついています

育児猫の精神構造はかなりタフにできておりまして

少々の嫌な出来事では悲しいと思うこともありません。

 

良くも悪くも鈍感にできております。

 

ただそんな育児猫ですが

最近予想外の流れで「過去の体罰」で傷ついている自分を自覚しました。

 

それは上の過去記事でも言及している

「バンドでおしりをたたかれる体罰」のせいです。

 

育児猫が子供の頃

おしりをバンドでたたかれる体罰は最も重い罰として

兄妹間で恐れられていました。

 

育児猫も何度となく

父に「お尻を出しなさい」と低い声で命令されて

恐る恐るおしりをだしたものです。

お尻はただ下着を脱いでだすだけではなく

高くつきだす必要がありました。

そこで嫌がったり泣いたりするともっと長引くので

歯を食いしばって痛みと屈辱に耐えたものです。

 

そうやって頑張って突き出しているおしりに

容赦なく振り下ろされたバンドで与えられる痛み。

 

嫌な思い出です。

 

でも育児猫はこの一連の出来事を

自分なりに消化できたつもりでいました。

 

エホバの証人の報道が続いていますね

去年の安倍晋三元総理殺人事件以来

宗教二世の問題が取りざたされていますね。

最初は旧統一教会に限られていましたが

最近はエホバの証人にも厳しい目が向けられています。

 

そしてその報道の中で育児猫は知るのです。

「おしりをバンドでたたく」という行為が

父の考えによるものではないということを。

www.sankei.com

子供のおしりを鞭打つという行為が聖書に載っているわけではありません。

育児猫の記憶ではエホバの証人がつくり集会などで利用していた小冊子にも

そのような記述はなかったと思います。

 

しかし「おしりをムチでたたく」という行為は

どうやらエホバの証人の宗教内で容認された

教育法だったようなのです。

 

この事実は自分でもちょっと予想できないくらい

育児猫を動揺させました。

 

あれは父なりの愛情だと思っていたのに

そうではなくて

なんだかよくわからない宗教儀式だったということなのか。

 

長い時間をかけて自分なりに消化していたものが

一気に吹き上がってきて気持ち悪い思いをしております。

 

結局私のやるべきことは変わらない

そうはいっても父はもういません。

もう四半世紀前に亡くなりましたからね。

恨み言を聞いてくれる相手はいないのです。

 

母はエホバの証人ではありませんでしたしね。

とはいえ助けてくれることもありませんでしたけれど。

それに母ももう、子供の愚痴を聞ける状態ではありません。

 

www.ikujineko.com

 

www.ikujineko.com

 

育児猫なりに子供の頃の出来事を反芻してみました。

 

思い返すと父はエホバの証人の中では比較的マシだったような気がします。

エホバの証人二世の方々は

「集会(宗教的な勉強のための集まり)で集中できないと何度もおしりを鞭打たれた」

というように語る人が多いようです。

 

少なくとも育児猫の父はそういうことでは体罰を行いませんでした。

父なりの倫理観に基づいて体罰を行っていたと思います。

 

嘘をついたとか

人のものを壊したとか

そういうことでたたかれていたように思います。

 

もちろんだからいいってわけでもありませんけれど

少なくともそこに父なりの線引きはあったのだろうと思うことは

育児猫にとって救いです。

 

そして色々悩んでみたけれど

私のやるべきことは結局変わらないのです。

 

それは自分の子どもに同じ過ちを繰り返さないこと。

いかなる宗教も押し付けないし

体罰による教育も行わない。

 

神の御名において・・・なんて

理由にならないと思うのです。

 

子供は親からの愛情も忘れないし

体罰や虐待を忘れることは出来ません。

 

平気な顔をしていても

数十年後突然苦しむことだってあるのです。

 

育児猫は「アイアンハート」の持ち主だと自負していますが

子供の頃からこうだったわけではありません。

そのためなのか、子供の頃の悲しい記憶は

予想以上の痛みを伴って自らをむしばむことがあります。

 

私の子どもたちが数十年後私を思い出すときに

「いつも楽しく遊んでくれたなぁ」と笑ってくれたら

死んでても幸せ。

 

そんな風に思う今日この頃であります。

 

↑こちらを押して応援よろしくお願いいたします。

 

そうそう、昨日の風邪をもらった記事ではたくさんの方から、ご心配と励ましの声を頂きました。

ありがとうございました。

育児猫の体調はかなり回復しました。

いまは体のあちこちがきしんでいたいのと戦っていますが

熱は下がっております。

もう大丈夫だと思います。

 

では今日はここまで。

諸事情により、ランキングボタンかなり下に設置しています。

よろしかったら1クリックで応援お願いいたします(*- -)(*_ _)ペコリ