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モンテッソーリ教育に決めた理由を簡単にご説明します

※当ブログは広告を掲載しております

 

私がモンテッソーリ教育を受けさせたいと思った理由について出来るだけ簡単に書いています。

モンテッソーリに興味があるんだけど、よくわからない方向けの記事です。

 

モンテッソーリ教育とは簡単に言うと

モンテッソーリ教育とは?みたいな本はたくさんありますし、ネット上にもたくさんの記事があります。

創始者マリア・モンテッソーリの半生や理念をここで書くことはしません。

 

この記事では、私が人に「モンテッソーリって何?」と聞かれたときに、実際に答えることを書きたいと思います。

 

モンテッソーリ教育とは、簡単に言うと「子供には自己教育力が備わっているから、周りの大人はそれをサポートすればいい」という教育です。

 

もっと簡単に言えば「ああしろ、こうしろといわずに、正しいタイミングに環境を整えて正しいやり方を見せてあげれば、子供はちゃんとできるようになる」ということです。

 

モンテッソーリ教育との出会い

育児猫がモンテッソーリ教育を知ったのは、長男を妊娠中の時なので、10年くらい前です。

棋士藤井聡太さんはまだ世に知られておらず、今ほどモンテッソーリの認知度は高くありませんでした。

 

でも妊娠中から「お金をかけずに賢い子に育てたい」と考えていた育児猫は、日々たくさんの育児書を読んだり、ネットで検索したりしました。

 

モンテッソーリだけではなく

・シュタイナー

・ヨコミネ式

・レッド・エミリア・アプローチ

・ドーマンメソッド

・フレーベル式

・ピラミッドメソッド・・・などの本や記事をかなり読みました。

 

モンテッソーリの本を読んですぐに「これだ!」と思ったわけではありません。

最初に読んだ本は今思うとちょっと商業主義に偏っていたようです。

 

最終的に「このセットを買えば、幼少期のモンテッソーリ教育が全てできます」みたいな本でした。

今思うとあの本は矛盾だらけで、正しいモンテッソーリ教育だとは思えません。

 

まぁ私がモンテッソーリをすべて理解できているとは言えないと思いますが。

 

ですから私とモンテッソーリ教育との出会いは100点ではありませんでした。

 

でも他の教育法にもなかなか「これだ!」と思えるものがなく、ひたすら育児書を読み漁っていました。

 

www.ikujineko.com

最終的に自己紹介の記事でも書いたように、育児猫は我が子の教育にモンテッソーリ教育を取り入れることにしました。

 

モンテッソーリ教育の自己教育力

結局モンテッソーリ教育に惹かれたのは、「自己教育力が子供には備わっている」という概念がすごくしっくり来たからです。

 

生まれたての赤ちゃんは泣く以外何もできませんね。

でも誰にも言われなくても、手を動かしてみようとします。

声を出してみようとします。

触ってみよう。

食べてみよう。

座ってみよう。

歩いてみよう。

 

誰にも「やりなさい」と言われなくても、勝手にやり始めます。

ただしお手本は必要ですね。

 

オオカミに育てられたら、2本足で立てるようにはなりません。

そしてある程度の年齢を過ぎて、歩くことを教えようとしても、かなり困難になるということもわかります。

 

そして育児猫自身も自分の子供時代を振り返った時に

「ちゃんとしたい」

「大人として扱われたい」

「賢くなりたい」

などの欲求がありました。

 

でも、子供時代の育児猫は不調法でなんでも上手にできませんでした。

そして、今でも苦手なことがたくさんあります。

今思うと周りの大人は

 

「ちゃんとしろ!」とか

「今はこうしなさい!」のように、大人の都合で、しかも抽象的にしか叱ってくれなかったと思います。

 

そうではなくて、

子供が「できるようになりたい」と思った時に

正しいやり方を教えてあげること。

 

また出来るようになるまで、静かに見守ること。

 

これがモンテッソーリ教育の考え方の基本だと私は理解しています。

 

早くできるということが賢いということではない

育児猫家のモットーは「お金をかけずに賢い子」です。

でも「賢い」という基準は、人によってまちまちですね。

 

上で書いた幼児教育の中には、

「幼稚園入学までに数が数えられるようになる」

「小学校入学までに1年生の漢字が書けるようになる」

「九九を全部言えるようになる」

などを掲げているところもあります。

 

運動面でも先取を推奨している教育もあります。

 

お受験対策だったりすることもあるでしょうし、そういう考え方が別に間違いだとは言いません。

 

ただ、私が求めている幼児教育ではありませんでした。

 

モンテッソーリ教育を受けている子は、勉強がずば抜けて出来るという特徴はありません。

そういう子もいるけれど、勉強を目的にしていません。

 

モンテッソーリ教育の目的は

『自立していて有能。責任感と思いやりがある。生涯学び続ける姿勢を持つ人間』

です。

 

たくさんの著名人がモンテッソーリ出身です。

でもそれは欧米ではモンテッソーリ教育がかなり盛んだから。

つまり母数が大きいから、というのが一番の理由だと思います。

 

モンテッソーリ教育を受けた人には、Googleの創設者、Amazonの創設者、ヘレンケラー、アンネ・フランクなど、たくさんの著名人がいるため、天才を育てるための教育だと誤解されがちです。

 

でも本質は違います。

モンテッソーリが掲げている目標は、私が子供たちに求めることと一致しました。

 

それは良い大学に入ることでも、安定した職業に就くことでも、人よりも優れることでもありません。

自分で生きていける

そして人から必要とされる

いつまでも学ぶことができる

 

ですから、私はモンテッソーリ教育を子供たちの幼児教育に取り入れることに決めたのです。

 

具体的にどんなことをしたのか。

どんな効果があったか。

メリット・デメリット。

などなど書きたいことはたくさんありますが、今日は育児猫が「モンテッソーリ教育に決めた理由」をかけたので、満足です。

 

では今日はここまで。