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給食に豆の甘煮が出るのが嫌だった話

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給食は大好きだったけれど、豆の甘煮は嫌いだった

育児猫は実家が貧乏だったこともあり、給食が大好きでした。

給食があったのは小学生の間だけで、中学生になるとお弁当生活になりました。

 

小学生だった育児猫は、とにかく男子に負けないスピードで急いで食べて、2~3回おかわりするのが日常でした。

そんな育児猫にも、苦手なメニューがいくつかありました。

その最たるものが「豆の甘煮」だったんです。

おそらく豆は「金時豆」。

大きな小豆のような見た目と味の栄養満点のおまめです。

 

給食って基本的に主食・大おかず・小おかず・牛乳で構成されていますよね。

この中の大おかずが「金時豆の甘煮」なことが、今位の季節になると毎年1~2回必ずあったんですよ。

 

甘いものが嫌いなわけではないのですが、あんこ系はどうしても苦手なんです。

おそらく原因はトラウマなんだと今は思います。

 

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小学生の頃は、そんな風に考えていたわけではありません。

 

とにかく生理的に受け付けなかったんですよねぇ。

 

いつも給食を食べられない子の気持ちを理解できる

育児猫が子供の頃は、給食を残すと昼休みは遊べませんでした。

いつも2~3人の子が、給食を食べきれずに居残りさせられていましたね。

残っているのは大抵いつも同じ顔触れ。

昼休みはもちろん、掃除の時間になっても、泣きながら食べさせられていました。

 

そういう子の気持ちが普段は全く分からなかったけれど、いざ自分がどうしても食べられないものを出されて、「とにかく絶対食べなさい!」と怖い顔で先生に脅されるのはすごくつらいなぁって感じました。

 

食べれないものは食べれないのです。

どんなに厳しく言われても、入っていかないんですよね。

きっと、毎回居残りさせられていた子供たちは、食べれる量がそもそも少なかったんでしょうね。

泣きながら、冷めきった給食に向き合っていた子供たちは、毎日拷問を受けているような気持だったことでしょう。

 

自分が食べられないものに出会うことで初めて、育児猫はそんなことを考えたものです。

とはいえ、その子たちのために何かしてあげたわけではなく(あ、たまにこっそりご飯をもらったりはしてたけど)、普段は勝手に食べて、そういう子供たちを尻目に勝手に遊びに行っていましたけれどね。

 

人にも自分にも厳しい長男

フードロス問題に厳しい育児猫家の長男君。

 

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長男は基本的にヘルシーな食べ物が好きな為、給食で人気のない「酢の物」「野菜の煮物」などが大好物です。

また苦手なものは「からあげ」「フライ」などの油っぽい食べ物ですが、食べられないというほどではありません。

出された分は頑張れば食べられる子です。

 

つまり長男には今のところ、「苦手で食べられない」という食べ物がないのです。

 

そんな長男はよく「クラスの子たちは、アレルギーでもないのに野菜をすっごく残す。牛乳も一口だけ飲んで残す子がいる」みたいに怒っています。

 

最近、長男に育児猫は話して聞かせました。

「まぁアレルギーじゃないけど、どうしても苦手で食べられない気持ちって、苦手なものがない人にはわからないよねぇ。

それにクラスの子の何人かは、どうしても食べられないって程ではなくて、もったいないっていう気持ちもなくて、残しちゃってるのかもしれない。

 

でも本当に苦手で、理由は分かんないんだけど、口に入れると気持ち悪くなっちゃうことがあるんだよ。

おかあさんはざらざらする舌触りの食べ物がそうなんだ。

牛乳は一口しか飲まないなら開けないほうがいいと思うけれど、先生がそうしなさい(一口でもいいから飲みなさいと指導している模様)というんだから仕方ないよね。

 

そういうどうしても苦手な食べ物を無理やり食べると、今度は吐いたりしちゃって、もう一生食べられなくなっちゃうの。

無理しなければ、いつか食べられるようになるかもしれないけれどね」

 

これでも長男はいまいち納得できていないようでした。

苦手な食べ物がない長男には、想像するのが難しいことなんでしょう。

フードロスを減らしたいという気持ちも強いですしね。

 

例えを変えてみた

納得できていない長男君。

でも長男にも苦手なものがあります。

それは「こわいもの」。

 

小学1年生の頃、ドラえもんの映画でギブアップしたほど、戦いが苦手な長男君。

 

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最近やっと、映画館で映画を楽しめるようになってきましたが、怖がる間は決して無理やり連れて行こうとはしませんでした。

映画に限らず、アニメでも漫画でも小説でも本人が怖いと思うものを無理強いしたことはありません。

どんなに面白いと友達に勧められても(鬼滅の刃とか)、長男は決して見ませんでした。

 

そこで、例えを「苦手な食べ物」から「こわいもの」に変えてみました。

 

「長男くんは、怖いものが苦手だよね。

おかあさんは長男君がが怖がる話を無理やり聞かせたり、読ませたりしなかったでしょ?

鬼滅の刃がすっごく流行ったけど、もちろん見せなかったよね。

もしお友達に「長男君見てないなんて、おかしいんじゃない?」って言われたら、どんな気持ちがしたかな?

最近になって、ワンピースの映画とか見れるようになったけれど、もしも怖がってる間にお母さんが

皆観てるんだからあなたも見なさいって無理やり見せていたら、映画が嫌いになったかもしれないと思わない?」

 

この例えで、やっとなんとなく、育児猫が言いたいことが長男にも伝わったようです。

鬼滅の刃が流行った時、見ていないのはクラスで長男くんだけだったので、何度か嫌な思いをしたみたいなんですよね。

 

誰にだって、苦手なものくらいあるってことです。

長男よ。食べれない子を責めてもフードロスは解決しないと思うよ。

 

給食は食べる量を基本的に選べるようにしたらいいのになぁ

最近、給食は学期の始めに親が「我が子が食べれる量」を申告して、作る量を調整したらいいのになぁって思います。

もちろんデザートのゼリーとかは、みんな一つずつでいいと思うのですが、牛乳は飲まない子には最初から配らない。

(牛乳は酪農家と結託してるという噂もあるから、難しいのかな)

ご飯は半量・全量・1.5倍みたいに選択出来たらいいのにね。

もちろんおかずによってはたくさん食べたくなるかもしれないんですけど、そこは多少の我慢が必要かなぁ。

 

小食な子の親の中には「給食費は同じ金額を払ってるのに」と憤慨する方もいるかもしれませんが、イヤイヤ毎回食べさせられるよりはずっといいと思うんですよね。

というか、残したら捨てるわけだから、無駄の極みだし。

 

何か長男も小食な子も納得できる、いい方法がないかなぁと悩む今日この頃です。

 

では今日はここまで。

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