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【チャドクガに刺された】 毛虫皮膚炎はうつるのです

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毛虫皮膚炎とは

毛虫皮膚炎とは、毛虫の毒針毛や毒棘(どくきょく)が皮膚に触れることで起きる、皮膚炎のことです。

 

人によって症状が軽かったり重かったりしますが、一般的には赤いプツプツが出来ます。

そして強いかゆみを引き起こします。

夜眠れないほどのかゆみです。

 

毛虫皮膚炎のやっかいなところは、掻けば掻くほどかゆみとプツプツの範囲が広がることです。

ですから掻いてはいけません。

 

原因となる毛虫には、イラガ・チャドクガ・モンシロドクガなどの蛾の幼虫がいます。

上から、イラガ・チャドクガ・モンシロドクガの幼虫です。
特にチャドクガはかゆみ等の症状が強いと言われています。

 

毛虫(チャドクガ)に刺されたときの症状

先日↓の堀越キャンプ場でのキャンプ記事で、長女が毛虫に刺されたと書きました。

 

www.ikujineko.com

 

皆さんは毛虫に刺されたことはありますか?

育児猫は今まで4回ほど刺されました。

 

2度目以降はアナフィラキシーショックが出ることもあるので、注意が必要です。

「気分が悪い」「めまいがする」などの症状が出て、倒れてしまう人もいるそうです。

 

また全身に皮膚炎が広がると発熱することもあります。

育児猫も二度目の時には40度近い熱が出ました。

 

毛虫に刺されたときのかゆみや腫れなどには、かなりの個人差があります。

育児猫はかなりひどく反応するタイプです。

 

ですから毛虫がたくさんいそうな木のそばには寄らないようにしています。

特に春夏の椿の木と山茶花(さざんか)の木にはチャドクガがたくさんいるので近寄らないようにしています。

 

ちなみに旦那は毛虫に強い体質で、チャドクガの幼虫がワサワサいる椿の木を剪定しても、ちょっとかゆい位で済んでいました。

 

長袖長ズボンを着ていても、完全に防ぐことは出来ません。

毛虫の針が風に乗ってとび、皮膚に刺さることも多いのです。

服に毒針毛がついて、そこからかゆくなったり、首や顔など露出している部分に毒針毛がつくこともあります。

 

毛虫一匹に生えている毒針の数はなんと50~600万本。

1本の長さはおよそ0.2㎜。

肉眼ではまず見えません。

 

でも一度でも刺された人は、刺されてすぐに「あ、これまた毛虫だ」と気付くことができると思います。

独特のジガジガ(育児猫が毛虫に刺されたときに使うオノマトペです)する感覚。

搔かずにはいられないかゆみ。

そして、ちょっと掻くと赤いプツプツが増えていきます。

 

初めての人でも赤いプツプツが複数出て、今までにないかゆみに襲われたら、「毛虫かもしれない」と思って処置するといいでしょう。

 

毛虫に刺されたときの処置

まずはガムテープでかゆいところと、その周囲をペタペタしましょう。

目に見えない毒針をガムテープで取り除くのです。

念入りに何度も新しいガムテープでペタペタして下さい。

 

さらに流水で念入りに洗い流します。

お湯で洗って温まるとかゆみが強くなる恐れがあるので、水で流すのがお勧めです。

出来るだけ長い時間、強めの流水で洗ってくださいね。

 

その後、市販薬でいいので、かゆみ止めを塗って患部を掻かないようにします。

毒針毛が残っていると、掻けば掻くほど症状が広がるので要注意です。

 

出来れば病院を受診することをお勧めします。

ドラッグストアなどで購入することが出来るかゆみ止めより、病院で処方してもらうかゆみ止めの方が効き目が強いからです。

また場合によっては飲み薬も処方してもらえます。

 

また刺されたときに来ていた服もガムテープでペタペタした後、その時着ていた服だけですぐに洗濯しましょう。

毛虫の毒は熱に弱く、50度以上の熱で消えるそうです。

 

育児猫家は乾燥機を使っているので、乾燥機にかければ安心ですが、乾燥機を使っていないご家庭では、50度以上のお湯で洗濯しましょう。

 

と、ここまで書いたのが理想的な対処法です。

 

毛虫(チャドクガ)に刺されて、実際どうなったか?

毛虫に刺されてから、症状が出始めるまでに2~3時間かかると言われています。

長女がかゆみを訴えて起きたのは夜の11時くらいでした。

毛虫に刺されたのは就寝準備中だったのかもしれません。

 

11時の時点では赤いプツプツはまだ出ておらず、かゆいと訴えるだけだったため、育児猫は毛虫に刺されたとは全く思いませんでした。

そのため↑に書いた「ガムテープでペタペタ」も「流水で洗い流す」も行わず、良く拭いてかゆみ止めを塗るという間違った対処をしてしまったのです。

 

翌朝、育児猫は長女よりも早起きしました。

なぜなら右腕がかゆいから。

 

しかもこのジガジガしたかゆみには覚えがあります。

「あ、これたぶん毛虫にやられたな。夜中にトイレに行ったときかな」

等と思いながら、ガムテープでペタペタ。

しかしこの時点で右手は激震地。

夜中掻きむしっちゃったのでしょうね。

 

それでもこれ以上広がらないように、ガムテープでペタペタ。

服もすぐ着替えました。

それから腕を流水で洗い流しました。

 

洗い流している間に長女も目を覚ましてきました。

そして長女がまたかゆみを訴えてきて初めて、

「長女が先に毛虫にやられたのでは?」と疑いを持ちました。

 

長女のからだを見るとプツプツだらけ!

あわわ。

 

育児猫の推理では

長女が刺される

→かゆみが出て育児猫に訴える

→育児猫の間違った処置で毒針毛が広がる

→ぐずる長女を抱きしめて寝たので、育児猫にも毒針毛がうつる

という経過をたどったのだと思います。

 

毛虫に刺されたらすぐに病院へ行きましょう

この日は予定があり、もともと早めにキャンプ場を去る予定でしたが、病院へ行くためさらに急いで動くことに。

 

堀越キャンプ場から車で1時間以上かけて帰宅。

病院にネットで予約を入れて、すぐに娘と冷水シャワー。

 

それから病院へ向かいました。

病院ではかかりつけの先生が一目見て

「毛虫ですね」と一言

「おそらくチャドクガでしょう」とのこと。

 

そのあとカルテを見ながら、

「あら。お母さんは前回も毛虫でしたね」と言われました。

 

あぁ。そうだったなぁ。

前回は4年ほど前、長女と近所の公園を散歩したらおしりがかゆくなって、毛虫皮膚炎だったのよねぇ。

1歳の長女ちゃんは前髪ぱっつんで可愛かったわぁ。

などと懐かしく思い出しました。

この時は幸いかゆくなったのは育児猫だけだったのです。

 

「どこで刺されたかわかりますか?」と聞かれて

「キャンプに行っていたので・・・」と答えると

「まぁ仕方ないですよね」と言われました。

 

「毛虫の多いこの季節にキャンプなんて」と叱られるかな?と思いましたが、先生曰く家に閉じこもっていても毛虫皮膚炎のリスクはあり(旦那が毛虫の毒針毛を持って帰ってくる恐れあり)、ある程度は仕方がないとのこと。

 

最終的に「早く気付いて、早く対処するしかありませんね」と言われました。

 

この後、育児猫には強めのステロイド剤の塗り薬と抗ヒスタミン薬の飲薬。

長女には顔にも湿疹が出ていたので、顔用のステロイド無しの塗り薬・ステロイド入りの中くらいの強さの塗り薬・そして抗ヒスタミンの飲み薬が処方されました。

 

毛虫皮膚炎症状の経緯の画像

先にも書きましたが、毛虫皮膚炎は皮膚に赤いプツプツがたくさんできます。

プツプツ見るのが苦手な方はご注意くださいね。

 

ではまず長女の症状です。

こちらはキャンプから家に帰って、シャワーを浴びた後すぐに撮影した長女の太ももです。

お腹も少し、二の腕と脇が太ももと同じくらいの湿疹。

あと顎にも少し湿疹ができていました。

 

お薬をもらって、飲んだり塗ったりした翌日の長女の太ももがこちら。

もうほとんどわからなくなりましたね。

少し肌荒れしてるかな?位です。

3日目には全く分からなくなりました。

 

ただし小さなプツプツがところどころ残っていて、そういうところにはまだ薬を塗っています。

うっかり掻きむしると、かゆみがぶり返してしまうことがあるからです。

 

では育児猫の右腕を見てみましょう。

当日の朝がこちら

右手だけに湿疹が出てますね。

患部は結構熱を持っていて、はれ上がっております。

でも幸い右手だけで食い止めることが出来ました。

 

薬を塗り始めて二日目。

全体の腫れはある程度引きましたが、まだまだかゆいし見た目もえらいこっちゃです。

ところどころ小さな水泡が出来ています。

つぶれるとトビヒする恐れもあるので、掻かないようにさらなる注意が必要です。

 

三日目

腫れは引いてきたかな・・・。

でもやっぱりかゆい。

 

五日目

き・・・汚い。

これ跡が残っちゃうかもしれませんね。

かゆみはかなり軽減されてきましたが、気を抜くとまだ掻きそうになります。

 

これからさらに数日経過しましたが、まだあまり見た目は変わっておりません。

 

長女の方が全身に広がってしまったけれど、軽症で済んだのは不幸中の幸いでした。

育児猫の方がなかなか治らないのは、年のせいではなく(それもある気はするけれど)、体質だと思います。

 

毛虫皮膚炎は大体一週間ほど、かゆみが続きます。

人によっては、一ヶ月ほど完治までにかかるそうですよ。

 

今後の毛虫対策

毛虫に刺されてしまった育児猫と長女。

今度は家族で毛虫皮膚炎にかかってもおかしくありません。

というか、同じテントで寝ていた長男と次男が発症しなかったのは幸運だったといえるでしょう。

 

それでもキャンプに行かないという選択肢は育児猫家にはありません。

出来れば長袖長ズボンを子供たちにも着せたいけれど、真冬でも半そで半ズボンで出かける育児猫家の子供たち。

ちょっと難しいかもしれません。

 

着せたところで、刺されるときには刺されますしね・・・

 

今後は強いかゆみを訴えてきたときには、まずはガムテープ。

それから流水でしっかり洗う。

を徹底しようと思います。

 

皆さんも、毛虫皮膚炎にはご注意くださいね~

 

では今日はここまで。

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