湿地帯のガマの葉っぱでふしぎ発見
先日長女の森の学校に付き添った時のことです。
森の学校で集まる場所には、ガマが密生している湿地帯があるのです。
ガマとはこういう植物です。
こちらはネット上のフリー素材をいただいてきました。
このガマの葉っぱが不思議な形になっているのを長女が見つけました。
裏から見ると
大きさがわかりにくいですね。
長さ5cmくらいでしょうか?
なんだか、ちまきのような不思議な形。
きれいに編んであるし、ちょっと美味しそうにすら見えます。
中には何やら白い綿のようなものが見えます。
人工物には見えないけれど、こんなに器用な仕事をどんな生き物が何の目的でするのでしょうね?
中には何が入っているの?
中には何が入っているのか、気になって仕方がない育児猫。
基本的に育児猫は、子供の頃と変わらない好奇心の持ち主です。
まぁ大人になれていないということなんでしょうがw
開けてみたい衝動にかられますが、危険な生き物がいるかもしれないし、長女も見ているので、ここは良い子で森の幼稚園の先生に聞いていみました。
先生は
「いいものみつけましたね~」と言いながらも
「でもこれは開けてはいけませんよ」とおっしゃいました。
皆さんも見つけたら開けないでくださいね。
カバキコマチクモ
先生曰く
「この中にはカバキコマチクモがいるはずです。カバキコマチクモの卵ではなくて、巣なんですよ」とのこと。
下にクモの画像を追記したので、苦手な方ご注意ください。
育児猫は「カバキコマチクモ」初耳でした。
カバキコマチクモとは、日本に生息してるクモの中ではもっとも毒性が高いクモなんだそうです。
クモの毒性ランキング世界第6位にランクインするほどなんです。
こちらはフリー素材で見つけたカバキコマチクモの画像です。
見つけたら絶対触っちゃいけませんよ。
日本では死亡例はないそうですが、海外では死亡例もあるとのこと。
帰宅後ネットで調べるとたくさんの情報が出てきました。
有名なクモなんですね。
こんなに怖いクモを知らなかったなんて・・・自分でもびっくり。
カバキコマチクモに噛まれると、針で刺されるような激痛が続くのだそう。
重症化すると、発熱・悪寒・呼吸不全などの症状がでることも。
この症状がひどい場合は2~3週間続くそうです。
子どもと一緒に学べる
今回は森の学校での出来事でしたから、先生にすぐに教えてもらえてよかったです。
でも知らない生き物や生き物がいそうな場所を素手で触るのは、やめておいた方がいいな。と今回しみじみおもいました。
大人になって、知っていることが増えたつもりでも、知らないことがたくさんあるのです。
子どもと一緒に外にでることで、こんな年になっても学ぶことがあるってうれしいですね。
それにしてもカバキコマチクモの家、すごくきれいに出来ていたなぁ。
久しぶりに、自然の生き物に驚き感動した時間でした。
では今日はここまで。
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