私は字が汚いです
実は育児猫は字が汚いです。
とはいえ、いろいろあって今ではかなりマシにはなりました。
40代になった今、少なくとも読める程度の字を書けるようになっています。
でも小学生のころから20代前半まで、超絶字が汚かったのです。
どう説明したらいいのかわかりませんが、いわゆる「ミミズの這った跡」のような字を書いていましたね。
実家に帰れば当時の筆跡が残っているかもしれませんが、今は手元にないので、御覧に入れることが出来ず残念です。
字が汚いからって、頭が悪い訳ではありません。
どちらかというと、天才型の賢い人には字が汚い人の方が多いと、あの林修先生も何かの番組で話しておられました。
育児猫自身は天才型ではありませんが、偏差値は何の努力もせずとも60を超えていたので、少なくとも頭が悪かったわけではありません。
そして、実は育児猫家の長男もかなり字が汚いです。
子供の字が汚いと、すごく一生懸命練習させたり、漢字ノートを何度も書かせたりする先生や親御さんもいらっしゃいますね。
でも育児猫は基本的に放置です。
例えば、字が汚すぎて先生に叱られたり、自分で読めなくて計算を間違えても特にアドバイスすることもありません。
「読める程度に書けたらいいねぇ」位は言いますけれどね。
字が汚いと成績に影響するか
日本の国語教育では字の美しさを結構重視していますよね。
ただし、それは小学生まで。
中学生に入って、点数で競うようになってくると「字のきれいさ」などというあいまいな基準で順位を出すことはありません。
書いてあることが正解か否か。
もしくは人が気付かないような新しい視点を発見できるか。
などが重視されるようになり、字の美しさで成績が上下することはないでしょう。
育児猫も小学生の間は自分で「賢い」と思ってはいましたが、先生からの評価は低かったように思います。
字が汚いと損をする?
では、字が汚いことで損をしたか?なんですが、
したような。しなかったような。という微妙な感想です。
実は育児猫は他人からどう思われているかをあまり気にしていません。
これは幼いころからこうなんです。
自分の字が汚いという自覚はありましたが、それによって他人からの評価が変わるかも?みたいなことは念頭にありませんでした。
でもどうも中学生の頃は、周囲の男子に頭が悪いと思われていたようなんです。
その要因の一つが「字が汚い」だったのではないかと推察しています。
授業中当てられて、黒板に数式を書いたりすることがあるわけですが、鉛筆で書いても汚い字をチョークで黒板に書くともっと汚い。
答えはあっていたけれど、字の汚さの印象が強くて「育児猫は頭が悪い」と思われていたのだと思います。
まぁ頭が悪いと思われていた原因は一つではないでしょう。
育児猫は忘れ物が多く、宿題も提出しなかったし、清潔感もありませんでしたからねぇ。
中高生位の女子は、見た目などのイメージで中身を測られることが多いんですよね。
ただですね。
頭が悪いと思われていたからって、それが損だったかというと、そんなことはないかなぁと思います。
私の中身も知らず、勝手に頭の善し悪しを測るような人間にどう思われても構いませんでしたからね。
ちなみに育児猫が男子に頭が悪いと思われていたことに気づいたのは、卒業間近の自分の高校受験合格発表の時です。
平日の授業中に合格発表があった育児猫。
国語の教科担任が「育児猫おめでとう」と言ってくださって、クラス中がざわざわしました。
育児猫が合格した学校は学区内で最も偏差値が高い学校だったのです。
このとき男子から
「うそだろ?」
「ありえねぇ」
みたいな声が聞こえてきて初めて
「頭悪いと思われてたんだ」と驚きました。
またこの時、女子の薄情さにも少々落胆しましたね。
育児猫は男子が苦手で、男子とほとんど話すことがありませんでしたから、誤解を解く機会がありませんでした。
でも女子のほとんどは私の成績を知っていたはずなんです。
志望校も知っていたし、放課後分からないところを教えたりもしていましたからね。
そういう女子の中には、男子と仲良くしている子もいました。
でも彼女たちが「実は育児猫ちゃんは頭がいいのよ」とフォローしてくれることはなかったわけです。
女子って・・・こわい。
大人になって字が汚いとちょっと困ることもある
高校時代は男子の方が多い学校に通ったこともあり、周りは字が汚い人が多かったため気になりませんでした。
クラスでずば抜けて頭の良い、天才型の男子のノートは育児猫よりも汚い字で書いてありました。
ノートを借りても解読に時間がかかりすぎるため、意味がないほど。
しかし、バイト先や社会人になってからは、やはり恥ずかしい思いをすることがありました。
特に事務の仕事をしていた時には、帳簿に書いてある自分の字があまりにも汚いため気になるようになりましたね。
↑の記事で、育児猫の波乱万丈事務仕事を書いております。
とにかくこの仕事をしているとき、自分の字を何とかしたいと思ったのです。
そこで「ユーキャンのペン習字講座」を受講しました。
大人になってからは美しい文字に矯正できないという話も聞きますが、「汚い字」を「普通の字」に矯正するくらいならできます。
少なくとも子供たちの漢字のお手本を書いたり、連絡帳にお手紙を書いたりするくらいなら出来るようになりました。
美文字とは言えませんけれど、読みやすい字位なら書けるようになったと思います。
字が汚くても、慌てなくていい
育児猫は自分の体験から、字が汚くても構わないし、自分できれいな字を書きたいと思った時に練習するのが一番の近道だと思っています。
ですから長男の字が汚くても、あまり気にしていません。
ただ損することはあるかもね。という話はしてます。
例えば読書感想文は募集要項に「字を丁寧に書くこと」と明記されているものもあります。
調べる学習コンクールはレポートを提出しますから、やはりきれいな字で書かれたものは目を引きます。
でも汚い字できれいな字の作品を上回る成績を修められたら、それはそれで気持ちいいよね。とも思っていますw
では今日はここまで。
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