育児猫と姉

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女性のみなさん、妹か姉がいますか?

もし仲が良ければ一番の親友であり、母よりも頼れる相手かもしれませんね。

育児猫と姉は現在とても仲がいいです。

ただここに至るまでの道はなかなか大変でした。

 

 

 

 

父に愛されていた姉

育児猫が生まれたときから、姉はずっと姉であり父の一番大切な娘でした。

ただこれは姉が望んでそうなったわけでもありません。

 

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姉は姉で、父からの理不尽な愛情を受けていろいろプレッシャーがあったのだろうと今なら思えます。

 

父は姉を無条件で愛していたわけではなく「なくした母の生まれ変わり」として愛していたのだと思われます。

 

ですから、普通の親子間の愛情ではなかったかもしれません。

いまとなっては、正確なところはわからないのですが。

ただ父は姉に「すごくしっかりしていること」を望んでいたように思います。

 

父は子供にそれぞれレッテルを貼っていました。

兄は「きかんぼうで、理解できない子」

姉は「まじめでしっかり者で正直な子」

私は「無鉄砲で不調法だけど、頭のいい子」

といった感じでした。

 

そしてそのまま育ったのです。

親の言葉は希望でもあり呪いでもあり。

子供の本質が親の希望通りでなかった場合は、強烈な歪みが発生します。

 

そんな姉の幼少期の不思議な行動について、今日は語りたいと思います。

 

密告者

育児猫と兄にとって、姉はとにかく密告者でした。

育児猫と兄は少々(?)危険な遊びが好きでした。

 

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そして姉もそれに参加するのですが、途中で急に怖気づくのです(まぁ普通の反応ですが)。

 

怖気づいた姉は、さっきまで一緒にやっていたことを、あたかも兄と育児猫だけが勝手にやっていたかのように父に密告していました。

 

そして二人は父から大目玉を食らい、姉は父から「お前はやっぱりいい子だ」

と褒められるという構図ができていました。

 

当然、兄と育児猫は姉と遊びたくなくなるわけですが、こっそり出かけてもいつの間にか付いてきている。

途中で振り切るのは育児猫の足では難しく、結局同じことの繰り返しでした。

 

兄と育児猫は、はっきり言って姉が嫌いでした。

 

姉の裏の顔

姉は父の前ではいい子。

でも絶対ばれないとわかっているときには、かなり悪いことも平気でやっていました。

 

我々が子供のころは、自動販売機の作りが悪くて、近所の自動販売機は少し衝撃を与えただけでジュースがごろごろ出てきていました。

 

姉はそれをこっそり飲み、しかも育児猫にも渡して共犯者にしたかと思うと、自分だけ先に飲み終えて、父親に密告するという恐ろしい奴でした。

 

育児猫が必死で「姉が悪い」と言っても、日ごろの信用が全くないため、結局怒られるのは育児猫だけでした。

 

姉はいつでも父のお気に入り。

育児猫は本気で姉が憎かったです。

でも姉は幸せではなかったのだと思います。

 

姉の幼少期を思い出すとき、必ず最初に頭に浮かぶエピソードがあります。

 

姉は蝶を捕まえるのが好きでした。

大人が見ているときは、すぐに逃がしていました。

 

でも育児猫しか見ていない時には、蝶を解剖していました。

 

足をむしり、触覚もむしり、羽もちぎってボロボロに。

芋虫のような姿になった蝶を「気持ち悪い」といって、捨てていました。

 

当時の育児猫は姉が嫌いだったうえに、恐ろしかったです。

 

育児猫は遊びが激しかったし、よくケガもしたけれど、生き物をわざと殺したり傷つけたりするような遊びは決してできなかったから。

 

姉は軽く病んでいたのかもしれませんね。

 

お互いを理解できるはずがない

「父に愛されたくて仕方なかった」育児猫と「愛されたいし、愛されているんだけど、何かが違う」姉。

この二人は結局お互い理解し合えぬまま、成長します。

中高生のころは、ほとんど言葉を交わすこともありませんでした。

 

この頃の育児猫は姉に密告されるような悪さをすることはありませんでしたが、姉への不信感は尋常ではありませんでした。

 

一方で姉のほうも、なぜか頭がいいと思われている妹の存在がうざくて仕方がなかったようです。

 

二人の関係がよくなったきっかけ

そんな育児猫と姉の仲が改善されたのには、はっきりとしたきっかけがあります。

 

それは25年ほど前の父の死です。

 

父の死を喜んだことは一度もありませんし、早すぎた死を今でも辛く思い出します。

 

とくに子供が生まれてからは、子煩悩だった父に会わせたかったなぁと、できもしない希望を抱いたりします。

 

ただ姉と私の関係を改善するには、父という存在が大きな障害になってしまっていたということです。

 

こんな風に考えるようになったのは、割とつい最近のことです。

 

自分が子供を育てながら様々なことを思い出し、父の育児が正しかったのか?

どうしたらよかったのだろうか?と常々考えるようになってからです。

 

親も間違える

結局、父は他界しているため、本心を確認することは出来ません。

母に聞いても、母はもっと理解しにくい人なので、まぁ時間の無駄です。

 

ちなみに姉は精神バランスを崩しやすく、何かに依存したがる傾向にあり、

今でもいろいろと大変そうです。

 

それが姉の本質なのか、父の貼り付けたレッテルのせいなのかは、誰にもわからないことですね。

 

ただ育児猫は後者の可能性が大だと感じています。

 

姉の中には常に絶対的な「正義」があり、他者の「正義」を受け入れることができません。

 

しかもその「正義」を自分自身も裏切ってしまうため、

苦しんでしまうのです。

 

姉は今でも父のことを愛していて、父の教えを絶対だと思っています。

そのため父が姉を育てたように、自分の子供を教育していました。

 

でも育児猫が父から学んだ一番大事なことは「親だって間違える」ということ。

父は確かに子供を愛していたけれど、間違っていたと思います。

きちんと子供と向き合えていませんでした。

 

それは育児猫にも起こりえること。

どれ程愛していても、間違えることはあるんです。

 

だから子供を叱ったり、注意したり、アドバイスしたりするときに、

いつも自問します。

「自分の思い込みではないのか?」

「自分の望み通りに子供を動かそうとしていないか?」

と。

 

皆さんは、自分の育児に絶対の自信がありますか?

あるとしたら、うらやましい限りです。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ぽちっち頂けると大変光栄です

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