きっかけは本
今日は土曜日ですが、恒例の脳トレシリーズを考えるほどには日常に戻り切れておりませんので、おやすみさせていただきます。
タイトル通り、小学六年生の我が家の長男君は、この1週間ほど「囲碁がしたい」と連呼しております。
図書室で読んだ本の中で登場人物が囲碁をうっていて、興味をひかれたもよう。
わが家の本棚には育児猫が若いころに購入した『ヒカルの碁』がありまして、長男は2~3年前に読んだのですが、その時には囲碁がしたいなんていわなかったんなぁ。
育児猫はこどもがやりたいといったことは、ある程度約束事を決めて(○○までは頑張ろうとか、道具は自分で片づけようとか)、出来るだけさせてあげたいと思っています。
しかも長男が「○○したい」っていうのは久しぶりのこと。
「この本読みたい」とか「これが欲しい」とか、単発での欲求はちょくちょくありますが、時間をかけて向き合う趣味を新しく始めようと自分から言うのは結構珍しいのです。
ですから、囲碁をさせてあげたい気持ちはあるのです。
でも・・・
ちょっとためらっているのです。
碁盤はでかい
ためらっている理由の一つ目。
それは碁盤がでかすぎて高すぎるということ。
足がついていない碁盤なら2000円くらいからあるのですが、長男は足つきの碁盤が欲しいというのです。
足つきの碁盤セットは安くても3万円くらいはしそうです。
まぁ道具に凝りたくなる気持ちはわからなくもないんですけどね・・・
育児猫にも「どうせ買うならいいものを・・・」ていう気持ちもなくはないのです。
でも実際に買ってみても「思ったよりハマらなかった」場合、お金ももったいないし、何より碁盤が邪魔です。
碁盤は将棋盤よりも一回り大きいんですよねぇ。
わが家には足つきの将棋盤はありまして、長男と次男はたまに対局して遊んだりしていますが、どちらかというと次男の方が熱心です。
相手をできない
長男は「お母さんもお父さんも次男君も一緒に覚えて、みんなで囲碁しようよ」というのですが、育児猫は盤上競技全般苦手なんですよ。
囲碁に至っては、ルールもさっぱりわかりません。
旦那も囲碁の経験はなく、ゼロから勉強しなくてはなりません。
でも旦那も育児猫も、覚えたところでそんなに相手をする時間はないでしょうし、相手がいなければ楽しくなくて、結局碁盤が泣くことになりそうな気がするのですよねぇ。
そもそも全員初心者すぎて、おもしろいと思えるまでやれるのかどうかも不明です。
習いたくはないらしい
月に2回だけだけど月額1500円で子供囲碁教室が近くで開催されているので、「そちらに行ってみたらどう?」と勧めるのですが、長男は「習うのは嫌だ」というのです。
教室に行けば、とりあえず道具はあるし、対局相手にも困らないと思うんですけどねぇ。
習いたくはない。
でも囲碁をやってみたい。
やるからにはちゃんとやってみたい。
そんな長男君は図書館から大量の囲碁入門の本を借りてきて、ここ数日読み漁っております。
う~ん。やっぱりやらせてあげたいなぁ。
でも本格的な碁盤はまだ購入したくないなぁ。
そんな風に育児猫は悩んでおりました。
ちなみに旦那にも意見を求めたところ
「囲碁をやるのはいいけど、いきなり足つきの碁盤はやめておいた方がよくない?」と育児猫とほぼ同意見なのでした。
習いたくない理由
なぜ長男は「習いたくない」というのだろう?
そう考えた時に、育児猫が思い出したのはサッカーを辞めた時のこと。
長男は4年生の夏にサッカーを辞めたいと言い出したけれど、学年末まで続ける約束だったから、いやいや半年以上練習に参加したという過去があるのです。
あれがトラウマになっているのかしら?
そう思い当たった育児猫は長男に
「長男君、サッカーの時はきつかったね。あの時は4年生になるときにさんざん悩んで、でも一年間頑張るって約束があったからがんばってもらったんだったね」
と声をかけてみました。
長男はただ「もう新しい習い事は嫌なんだよね」と。
「囲碁はさ、まず楽しめるかどうかをお試しで行ってみようよ。面白くないとか、先生が苦手だとか、なんかあったらすぐに辞めていいんだよ」
するとしばらくして長男は
「じゃあやってみようかな・・・」と習いに行くことを了承してくれました。
やっぱりサッカーの思い出が引っ掛かっていたんでしょうねぇ。
どんな習い事でもお試し期間は必要です。
まぁサッカーにもお試し期間はあったんですけど、幼稚園の頃だったから本人は覚えていないのでしょう。
長期的に続けることになりそうなら、またルールを話し合いたいと思いますが、まずはチャレンジしてもらいたいですね。
とにかく久しぶりに長男君が始める新しい習い事。
楽しめるといいなぁ~と今から母もウキウキしております。
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では今日はここまで。
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