怒らない育児は理想かもしれないけれど
育児猫のブログには基本的に楽しかったことやうれしかったこと。
覚えておきたいことなどを中心に書いているので、いつもニコニコ素敵ママの印象をお持ちかもしれませんが、それは間違いです。
子どもを叱ることもありますし、自分がいろいろと失敗してしまうこともあります。
子供を叱る時には、できるだけ頭ごなしに叱るのではなく、なぜ叱られるようなことをしたのか本人なりの理由を聞いて、
「それはわかるんだけど、こうしたほうがよかったかな」
などと共感したうえで、代替え案を出すようにしています。
もちろんもっと感情的に叱り飛ばすこともありますが、育児猫なりに筋を通しているつもりです。
怒らないとか叱らない育児は、育児猫には無理であります!
頭ごなしに怒鳴り散らかしてしまった
そんな育児猫ですが、2021年に一度だけ怒鳴り散らかしてしまったことがあります。
怒鳴り散らかされたのは次男。
上の記事でも書いたように、基本的に育児猫から叱られることが非常に少ない次男。
それなのにある夏の朝、「このバカ!」と怒鳴ってしまいました。
何があったのかご説明しましょう。
多分夏休みだったと思います。
育児猫はキッチンカウンターでコーヒーと糖質オフのシリアルを食べておりました。
旦那は仕事でいませんでした。
育児猫は朝が弱いので、遅めの朝食を摂ることが多いのです。
長男は読書。
長女はパズル。
次男は図鑑をめくっていました。
いつも通りの穏やかな朝であります。
しばらく図鑑をめくっていた次男。
「あ、この虫だ!」
と叫んで、図鑑を育児猫の座っているカウンターに持ってきました。
そして、あるページを開いて育児猫に見せながら興奮気味に
「この虫さっき庭にいたよ」というのです。
「ん~どれどれ?」
と、そこに載っていたのは。。。
わかりますね?
あれです。
夏の季語にもなっている、脂ぎっていて黒っぽかったり茶色っぽかったりして、かさかさと動くあいつです。
育児猫、「あいつ」が天敵なんです。
育児猫と「あいつ」との壮絶な戦いについてはいつか書く日がくるかもしれません。
とにかく、次男が指さしたのは10cmほどの「あいつ」の写真。
育児猫の口から飛び出したのは
「このバカ!」でした。
次男は全く悪くない
育児猫家では何度か書いてきたように、自然との触れ合いを大事にしています。
子どもたちはみんな、虫やトカゲ、ミミズも平気です。
そんな風に育てたのは育児猫であります。
しかも次男はあいつを見たことがなかったのです。
幸せな奴め。
3歳から今の新居に暮らしているので、小さい「あいつ」は見たことがあったかもしれませんが、りっぱな「あいつ」を見たのはその時が初めてだったのです。
次男からしたら、カブトムシやコオロギとほぼ同じ色ですし、形はコメツキムシやタマムシに似ていますから、大発見だったのでしょうね。
悪気は0です。
それなのに育児猫は、思いっきり拒絶した上に罵倒するという過ちを犯.してしまいました。
あのときの次男の青ざめてびっくりした顔。
本当に悪いことをしてしまいました。
親といえども間違います。過ちは認めて謝りましょう。
育児猫は失敗が多い人間です。
ですから、子供にも旦那にもしょっちゅう謝っています。
「あいつ」のせいで次男に怒鳴ってしまったあとも、すぐに謝りました。
「ごめんね。次男君は悪くないね」と。
そのうえでお母さんはどうしても「あいつ」が苦手だから、図鑑を見るのは無理だということ。
間違っても捕まえて家に連れて帰ったりしないでほしいこと。
もし次に「あいつ」を見つけたら、お母さんではなくお父さんに速やかに報告すること。
などをお願いしました。
その後は次男が落ち着くまで、しばらく抱きしめていました。
次男は「お母さんが嫌だなんて知らなかったの。ごめんね」と謝ってくれました。
知らなかったのは当たり前です。
育児猫が教えていなかったのですから。
自然と仲良くのまさかの落とし穴で、本当に衝撃的でした。
今後は気をつけたいと思います。
今日は2021年、育児での最大の失敗について書いてみました。
今後も失敗についても書いていきたいと思います。
そして、12月29日から1月4日までの記事は、すべて12月28日までに書き溜めたものになっています。
いつもより推敲する時間がとれておらず、お見苦しい点があるかと思いますが、ご容赦くださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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