母のもとへ兄が行ってきました
11月21日の月曜日、兄が仕事を休んで熊本の母の所へ行ってくれました。
金曜日、母が右も左もわからないと泣き出して、職場の方に病院に連れて行ってもらったからです。
仕事を休むのも大変でしょうし、兄の家庭は本当にいろいろ問題(子供が非行に走ったり、奥さんに重病が見つかったり)がありまして、自分のことで精いっぱいという状況なのです。
そんななか、月曜日の朝6時くらいから熊本の実家に車を運転して、向かってくれたようです。
まぁ今までほとんど親孝行的なことをしてこなかった兄ですから、これくらいいいでしょ?と思う気持ちもなくはないですが、やっぱり大変だったとは思います。
今日は兄が母の所に行き、一緒に病院に行った結果の話を書きたいと思います。
母は認知症ではありませんでした
先日、「脳に小さなこぶがいくつかある」ということを書きましたが、月曜日に検査しなおしたところ、このこぶはほとんど消えていたそう。
実は数日前、母は転倒していて、そのとき頭も打ったのではないかとのこと。
おそらくその時の衝撃でくも膜下出血が起こり、その血液が脳を圧迫した結果、多少認知機能に障害が起きた可能性があるそうですが、月曜日には出血も治まり、こぶ(血液)も吸収され消えていたのです。
やれる処置は特になし。
当然入院もなし。
そして脳の画像を見る限り、認知症によくみられる脳の萎縮や影は見られず、母の脳はまだまだ元気というお言葉を医師からいただけたそうです。
まぁ金曜日の母がすべて演技だったとまでは言いませんが、心のどこかで
「あぁやっぱりね」と思う自分もいます。
母は自分のことは、ほんのちょっとのことでも大騒ぎするんです。
以前は家族にだけでしたが、近くに家族がいないし、コロナで会うことも少ないので職場の人まで巻き込んでしまったということだと思います。
兄もうんざりした声で、結果を話してくれました。
ただ、母の認知機能はある程度しっかりしていますが、やはり70代なので、一人暮らしだと心配なことは多々あります。
実家はガスコンロで調理していますから、火の点けっぱなしとか、ファンヒーターの点けっぱなし。
あと掃除もあまりしていないようですから、ホコリがたまって家電がショートしたり・・・
心配は尽きません。
でも認知症の認定は受けれそうもないので、施設にお世話になるのはまだまだ先になりそうです。
予想外の影響
母が「帰り道がわからない」と泣いて病院に連れていかれた金曜日。
実は育児猫には大事なイベントがありました。
卒園した小学一年生が、在園児降園後の幼稚園に戻って、おしごとしたりお友達と遊んだりお歌を歌ったりする日だったのです。
このイベントは次男君にとって、一生に一度だけ。
絶対に連れていきたかった・・・のに!
母のことで連絡を受けた育児猫は、すっかり忘れてしまったのです。
もともと忘れん坊な育児猫。
子供の持ち物とか、忘れることは今までも何度かありました。
でもこれだけは!絶対忘れない!と思って、カレンダーにも大きく書いていたし、朝も昼も覚えていたのに・・・
金曜日のお昼過ぎに母のことで連絡を受けて、どうするどうする?と悩んでいるうちに、大切なイベントは完全に記憶のかなた。
気付いたのは、金曜日の夜。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ」と叫んでしまいました。
そして久しぶりにちょっと泣いてしまいました。
自分の失敗で泣くなんて、久しぶりです。
でも悲しくて申し訳なくて・・・
ちょっと離れた幼稚園に通った次男君ですから、同じ幼稚園の友達に会える機会はもうないかもしれません。
仲良しだったS君に会わせてあげたかったな。
もう一度、切手遊び(おしごとのひとつ)させてあげたかったな。
コロナ禍ですから、なおのこと、お友達に会える機会は貴重だったのにな・・・
あぁ、まだ悲しい。
母の今後について兄妹で話し合う
まぁ忘れちまったのは育児猫ですし、母もわざと次男のイベントに合わせて具合が悪くなったわけではないのですから、母のせいではありません。
でもイラっとする気持ちは隠しきれない。
今回、母はたいしたことないという結論に達しましたが、そう遠くない未来に母の介護は現実になるでしょう。
受給している年金や、加入している保険を確認。
実際に認知症になったらどうするか?
どうやって母の健康を確認するか?
などを話し合ういい機会にはなりました。
ちょっと保険は見直したほうがよさそうです。
自分自身の保険の内容も大事ですね。
今回の騒動を一言でまとめると
あ~あ、疲れた!!!
ご心配下さった皆様、ありがとうございました。
大変励まされました。
たいしたことなくて、すみません・・・
では今日はここまで。
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