夏休み明けに読書感想文を提出しました
小学4年生の長男は、夏休み中に「青少年読書感想文コンクール」用に感想文を書いて、学校に提出しました。
自分で感想文を書くなら、好きだしアッというまに終わるのですが、字を書くのが嫌いな長男に感想文を書かせるのは大仕事。
それでもそれなりのものが出来て、まぁ入賞できるかどうかはわからないけれど、とりあえず一安心していました。
ところが2学期が始まって数日たったある日、長男が
「お母さん。感想文やり直しだって」とのこと。
「えぇ?どうしてなの???」
担任の先生が原稿用紙を間違えていた
実は1学期の終わりに担任の先生から渡されていた読書感想文用の原稿用紙が1枚多すぎたのです。
先生から渡された原稿用紙は4枚で1枚400字なので、1600字までだと思ったのだけれど、3枚以内だったのです。
基本的に感想文などの作文は4枚以内と言われたら、3枚半以上は書いたほうがいいと言われています。
長男の感想文もちょうど3枚半くらい書いていました。
ですから200文字ほど削らなくてはならないわけです。
長男の感想をいろいろ拾い出して・削って・まとめて、3枚半にしたというのに、ここから削るのはなかなか至難の業であります。
確かに「青少年読書感想文コンクール」の募集要項を確認すると、「1200字以内」と書いてあります。
ちゃんと確認しなかった育児猫も悪い。
でも、先生もかなりのうっかりだと思いますよ~。
読書感想文を希望したのが、クラスで長男だけだったらしいので、ちょっと雑になったのかしら?
先生のミスなんだから・・・
先生は「長男君の感想文はすごくよく出来ていて、削るのが難しいね。だから先生が削るから、それを長男くんが原稿用紙にうつしてね」と言ってくださったようです。
育児猫も「まぁ先生のミスだし、先生に任せるか」と最初は考えていました。
でも日が経つにつれ、「本当にそれでいいかしら?」と気になってきたのです。
まず先生がどれくらい作文が得意なのかわからないということ。
学校の先生とはいえ、すべての教科のすべてのジャンルが得意なわけではありませんよね。
作文は苦手なんだけれど、責任を感じて「自分が何とかする」と発言されただけなのかもしれません。
次に気になったのが「受賞しなくても、受賞しても、長男のためにならないのではないか」ということ。
受賞しなかったら「先生が無理やり削ったから・・・」と思うかもしれないし
受賞しても「先生に直してもらったから・・・」と考えるかもしれません。
結局長男と育児猫でやり直すことに
結局育児猫は3日ほど悩んで先生に電話しました。
まぁさすがに「先生は作文得意ですか?」とは聞けませんでした。
でも「受賞してもしなくても、本人に結果を受け止めさせるために、家で一緒にやり直しますので、そのまま返してください」とお願いしました。
先生もあっさり「わかりました」とおっしゃってくださり、その後長男が感想文を持ち帰りました。
この時点ですでに、先生は感想文を削ったものを用意してくださっていました。
読んでみると・・・まぁ文章自体がひどいわけではないのですが、長男が目指したものとは、やはりちがうのですよ。
感想を分かち合っていない人間が、添削するとこんなことになっちゃうのねぇ。と、びっくりしました。
先生が書いて下さった分は、参考程度にとどめることにして、長男と育児猫でもう一度感想文を考え直すことにしました。
無理に全体の7分の1を削ると、どうしてもいびつになってしまうので、最初からやり直したほうが楽だと判断したからです。
結果オーライかな?
最終的に出来上がった感想文は、太く短くなった印象です。
最初に書いた感想文よりもいい出来だと思います。
何より良かったのは、今回は長男もかなり構成について考えることが出来たということです。
前回書いていた感想文を見ながら、
「ここは残したいから、最初のこの部分は絶対必要だよね」とか
「ここを削るなら、もう少しさっきの説明をやり直そう」とか
一緒に考えることが出来ました。
まぁでも、やっぱり大変な作業でした。
来年も感想文を書くなら、先生から渡されたからと言って安心せずに、自分でも字数などを確認してから書こうと思いました。
皆さんも、作文やレポートを提出する際は、募集要項を自分でもチェックしてくださいね。
では今日はここまで。
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