母の体調不良
先日も書きましたが、育児猫は先々週から2週間ほど体調を崩しておりました。
母が体調不良になると、子どもたちにも旦那にもいろいろと迷惑をかけます。
先々週月曜日から風邪を引いたわけですが、ピークは水曜日でした。
月曜日も火曜日も、なんとか普段の家事をこなしていましたが、水曜日には頭痛と関節痛と発熱でいろいろとギブアップ。
水曜日の夕方には仕事中の旦那に電話して
「晩ご飯、作れないからなんか買ってきて」
「今日は次男君のサッカーだから、付き添いできるならお願い」
とお願いしました。
旦那は「わかった」と言ってくれました。
育児猫の旦那は普段育児にも家事にもノータッチですが、大抵のことはお願いすればやってくれるのです。
平日の習い事は時間が遅い
次男君のサッカーは週二回。
水曜日は19時から20時半、土曜日は14時から15時半。
土曜日は長女のバレエと時間が被っているので、基本的の旦那が次男に付き添います。
そして水曜日は家事を急いで済ませて、育児猫が次男に付き添うのです。
次男君は育児猫と行きたかったようですが、
「ごめんね。おかあさん具合が悪いから家で待ってるね」と話すと、旦那と二人で出かけていきました。
旦那には「帰る前に電話してね。夜食のうどん作るから」とお願いしておきました。
二人を送り出してから、長女と長男を寝かしつけ、育児猫は毛布にくるまってリビングにいました。
熱と薬の影響でウトウトしそうになるのを、なんとか次男が帰ってくるまで頑張ろうと、育児猫は時計とにらめっこしながら待っていました。
ところがこんな日に限って、練習が長引いているのか、なかなか電話が鳴りません。
20時45分を過ぎたところで、一度こちらから掛けましたが、旦那は電話に出ません。
旦那も私も、着信になかなか気づかないタイプなので、アルアルではあります。
滅多にないことだけれども「試合が盛り上がってるのかな・・・?」と考えながら、さらに待つこと15分。
21時くらいに旦那から着信が入り「今から帰るよ」とのこと。
育児猫は次男君のためにきつねうどんを作り始めました。
涙目の次男君
それからおよそ5分後、玄関に「ただいま」と帰ってきた次男君。
出迎えると、なんだか元気がありません。
次男君のことは、顔を見れば大体わかります。
何か悲しいことがあったような顔。
旦那はまだ車にいる模様(多分一服していたんだと思う)。
試合で失敗したのかな?なんて思いながら、育児猫は次男君に「どうしたの?」と聞きました。
すると次男君の目から、ぽろぽろと涙がこぼれ始めたのです。
「あのね。おとうさんがね、車で寝ちゃったの」
「それで迎えになかなか来てくれなかったの」
と、ひくひくしながら次男君が話してくれました。
旦那はサッカーの練習中、車で寝てしまったそうなのです。
しかも最後まで眠りこけたうえに、練習終わりの時間になっても気づかず、全員帰ってしまっても迎えが来ないから、監督やコーチが駐車場を捜索して、隅っこに停めてあった旦那の車を発見したのだそう。
育児猫は冷え切った次男君の体を抱きしめながら
「ごめんね。寂しかったね。悲しかったね」と謝りました。
次男君はしばらく泣いて、うどんを食べ始め、食べ終わるころには笑顔が戻ってきました。
育児猫仁王立ち
次男君がうどんを食べている間、育児猫は玄関で仁王立ちして旦那を待ち構えておりました。
旦那がガレージからの階段を上って玄関に入ってきた瞬間。
「次男君を泣かせるなんて、どういうこと?」と責めました。
旦那は次男君に「ごめんごめん」と謝ったそうですが、なんていうかそれほど悪いことをしたつもりはなさそうだったのです。
「え?次男君、泣いてた?」とちょっとびっくりしておりました。
おかあさんが来てくれなくて寂しいところに、おとうさんも練習を見てくれない。
試合になっても見てもらえない寂しさ。
練習が終わっても、迎えが来ない悲しさ。
最後の一人になるときの心細さ。
コーチや監督がちょっと焦ってるのが伝わって、申し訳ないようないたたまれないような気持。
「おかあさんの具合がすごく悪くなったんじゃないか?」とか、悪い想像をする怖さ。
そういうことを、全く想像できてなかったみたい。
育児猫は次男君の悲しかった気持ちを旦那に説明しながら、自分が泣きそうになりました。
蘇るトラウマ
育児猫は以前↓の記事でも書きましたが、保育園のお迎えを両親に忘れられて、すごく悲しい思いをしたことがあります。
ですから、子どもたちを一人ぼっちで待たせるなんて、そんなことは絶対にしないようにしてきました。
長男を産んでから12年以上経ちましたが、何の連絡もなく子どもを一人ぼっちで待たせた・・・なんてことは一度もありません。
それなのに!
旦那、この野郎!
お前みたいに幸せな幼少期を送った人間にはわからないかもしれないが、子どもが親に忘れられるって、本当に悲しいんだぞ!
(まぁ旦那は忘れたわけじゃなくて、寝てたわけだけれども)
次男君が一人で待たされたのは実質20分ほどでしょうか?
その20分間、次男君がどれほど心細かったかをちゃんと考えて、心から謝っとけ!
的なことを、もう少しマシな言葉づかいで旦那に説教しました。
まぁ旦那にも言い分はあるでしょう。
帰ってゆっくり過ごすつもりだったのに、急にサッカーの送迎を任されたわけですから。
でも無理ならそう言ってくれれば、練習を休ませれば済んだのだから、やっぱり旦那が悪いわ・・・
思い出して、また腹が立ってきたわ。
まぁ旦那は次男君には謝って、次男君も許してあげていたので、とりあえずは育児猫も矛を降ろさざるを得ませんでした。
育児猫には謝罪がありませんでしたけどね。
ムカ━━━( `_ゝ´)━━━ツ!!
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では今日はここまで。
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