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長男君 一人で眠る

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家族5人で寝る

育児猫家の寝室は2階。

10畳の部屋にセミシングルのベッドを3つくっつけて、家族5人で寝ています。

 

今の家に越してきたのは今から6年ほど前。

長男はまだ幼稚園の年長でしたし、一番下の長女は1歳でベビーベッドに寝ていました。

 

旦那とは「長男が一人で寝たがったら、部屋を用意しよう」とか

「そのときには次男も一緒に部屋をほしがるかもね」なんて話していました。

 

しかし、思いのほか長いこと、育児猫の子どもたちは3人とも母の隣で眠ることを欲してくれました。

長女も一緒に眠るようになってからは、育児猫の左隣を①、右隣を②、②と旦那の間を③として、3人で順番に入れ替え制で寝ています。

 

長男は怖がりで・・・

長男はとにかく怖がりで、小学2年生までは育児猫がくっついてあげないと眠れない子供でした。

ちょっと怖い本を読んだりすると、汗びっしょりになっても育児猫にしがみつき寝ていたものです。

上に書いた③の場所の日は、なかなか眠ることが出来ずに、次男と長女が眠ったことを確認してから、長男の隣に育児猫が移動して寝かしつけたりもしていましたねぇ。

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そういうことも、↑の記事の頃から減ってきて、今では育児猫の隣じゃなくてもぐっすり眠れるようになってきました。

 

甘えん坊でマイペースな長男君も、着実に成長しているのです。

 

義母のために和室に布団

先日、運動会の前日に来た義母のために和室に布団を敷きました。

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運動会の翌日「あ~布団干して片づけないとなぁ・・・」と思いながら、育児猫はまだ片づけておりませんでした。

 

するとその日の夜、読み聞かせの時間に寝室に行ったところ、長男だけなかなか来ません。

次男と長女の分を読み聞かせてから、1階に降りて長男を探しますがいません。

「ロフトで漫画でも読んでるかしら?」とロフトを探しましたが、やはりいません。

 

ふと和室に布団を敷きっぱなしだったことを思い出して、和室をのぞくと義母のために敷いた布団で眠る長男を発見しました。

うっかり眠ってしまったのね・・・と思った育児猫は、旦那に頼んで長男を寝室に運んでもらいました。

旦那は「このままでいいんじゃない?」と言いましたが

育児猫は「夜中に目を覚まして独りぼっちじゃ悲しいかもしれないでしょ」と言って、運んでもらいました。

 

翌日・・・

翌朝、長男に「昨日、和室で眠ってたよ」と声を掛けると

「そうだったっけ?」と答えました。

どうやら和室で眠りたくて眠った訳でもないようです。

 

「夜中に目を覚ましたら、嫌かなと思ってお父さんに運んでもらったよ」というと、

「そのままでもよかったのに」と答えました。

 

そっかぁ。もうお母さんなしでも大丈夫なんだねぇ。と感慨深く思っていると

「今日から和室で寝てもいい?」と長男君。

「一人で寝たいの?」

「うん。寝てみたい」

「そっかぁ。読み聞かせはどうする?」

「読み聞かせはしてほしい」

「わかった」

 

ということで、昨日から長男は和室で眠ることになりました。

 

子供の成長は止められない

初めて長男と同じベッドで眠る時は緊張したなぁ。

自分の体で小さな長男をつぶしてしまうのではないかと思って、なかなか寝付けなかったものです。

 

すやすや眠る赤ちゃんの顔は、全母にとって最高の癒しですよねぇ。

 

2歳になるころにはおしゃべりが上手だった長男は、

「おかあさんだいすきだよ」

「ずっといっしょだよ」

「うちゅういちせかいいちだいすきだよ」

「ぜったいわすれないよ」

などなど、殺し文句を毎日毎晩のように言ってくれたものです。

 

あの頃は片腕に収まっていた長男も、今や肩幅はほとんど変わらなくなったし、身長も伸びてもう膝に乗せて読み聞かせなんてできません。

 

1歳越えたころには読み聞かせが大好きで、読み聞かせの途中で眠くなってきたら、立ち上がってグルグル回ったりぴょんぴょん飛んだりして、眠気と戦いながら育児猫の読み聞かせを聞いていたのが昨日のことのようです。

 

今は読み聞かせ中に他の本を読んでいることもあります。

全く聞いていないわけではなく、育児猫に読んでもらいながら自分の読みたい本を読むという時間を楽しんでいるようです。

 

おそらく長男の本音は「もう読み聞かせもなくていい」なんじゃないかなぁって思っています。

でも「大好き」も言わなくなって、一緒に寝なくなって、そのうえ読み聞かせまで取り上げたらお母さんががっかりするだろうから、「読み聞かせくらいさせてやっとくか」みたいな感じなんじゃないかしら。

 

実際、育児猫は寂しい気持ちでいっぱいです。

ベッドには次男と長女がいますから、空きスペースがあるわけじゃないんだけど、長男がいない寝室はやっぱり寂しい。

 

でも当初想定していたよりも、ずっと長く一緒に眠ってくれたなぁとも思うし、健全に成長してくれているという喜びもあります。

 

昨日、和室で眠る前の長男君に

「おやすみ長男君、大好きだよ」とぎゅ~っとハグをしたとき、

長男君は

「うん。わかってるよ」と答えてくれました。

 

わかってるんだよね。

わかってるから、離れていくのでしょう。

 

いよいよ、読み聞かせも残り少ないんだろうなぁ。

 

そして次男と長女との時間も着々と減っているのでしょう。

 

本当に子供の成長って止められないし、巻き戻せません。

小さいお子さんを育てている皆さん。

大変なこともたくさんあるけれど、ちっちゃくってかわいい子供を好きなだけ抱きしめられる時間は本当に短いです。

たくさんたくさん抱きしめて、大好きと言って、愛して愛されておいてください。

 

どんなに抱きしめていても、やっぱりもっと抱きしめておけばよかったって思うんでしょうけれど。

 

あ~さびしい!

っていうお話でした。

 

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では今日はここまで。

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