新年度はいろいろ大変です
新年度と言えば、子どもたちにとっては本当にいろいろと大変な時期ですね。
親も書類をたくさん書かされたり、子どもたちの帰宅時間が不規則だったりと、いろいろ大変ではありますが、子どもたちほどではないでしょう。
クラス替えで1年かけて慣れてきた友達や先生と別れたり、新しい授業が始まったり。
環境の変化についていけず、心身の不調を訴える子供も少なくないそうですね。
学校で何か困っていないか?
問題の芽がないか?
親はとにかく心配ですよねぇ。
子供には出来るだけ、楽しく学校生活を送ってほしいですからね。
今日は気になる(?)育児猫家の子どもたちの今年度のスタートについて書いてみようと思います。
小学5年生 長男くん
ついに2023年度から小学校高学年になった長男くん。
今年は学校でもキャンプがあったり、家庭科の授業が始まったりと、いろいろな変化がある年です。
特に学校生活で長男が一番気にしていたのが委員会。
長男の小学校には「運営委員会」「放送委員会」「生活委員会」などなどおなじみの委員会が複数あり、5年生になると必ず何かの委員会に所属しなくてはなりません。
長男くんの狙いは「図書委員」
図書室大好き長男くんにとって、図書委員は休み時間や「図書の時間」以外に委員会活動でも図書室に行ける素晴らしい委員会です。
ところがこの図書委員は「暇そうだから」という理由で、立候補者が多数。
「じゃんけんで勝ち抜かなければ図書委員になれそうもない」と長男はかなり悲壮な顔で話していました。
希望者8人中、図書委員になれるのは3人。
先日じゃんけんの結果、長男は図書委員に無事就任いたしました。
あぁよかった。
でもどうなんでしょうね?
志望動機とか聞いてくれてもいいのになぁってちょっと思ってしまいました。
まぁ長男くんが図書委員として熱心に仕事するかどうかは・・・多分しないだろうなw
本ばっかり読んでそうw
ただ図書の先生とは仲良しで、例えば「この本は続編が出ていて面白かったですよ」みたいなことを先生に進言したりもしているようです。
先生の方も「じゃあ取り寄せようかしら?」などと答えて下さるそうで、1年間楽しく委員活動が出来そうで、育児猫もほっとしております。
小学2年生 次男くん
学校生活において1年生から2年生への変化はそれほど大きくありません。
教科は増えたり変わったりしませんし、学習時間も増えません。
ただクラス替えはありますから、クラスメートがどんな感じかは気になるところです。
先日、リビングの机で次男君が宿題をするために連絡帳を開いたときのこと。
「宿題なにかわからない」と次男君が言いました。
育児猫も連絡帳を見てみたのですが、
『漢字ドリル②の1~7』と書いてあり、それをノートに書くのか、はたまた漢字ドリルに書き込むのか。
ノートに書くならどこからどこまで書くのか。
空白はどうするのか。
などが全く分かりませんでした。
そこで次男君に
「先生はなんて言ってた?」と聞いたところ
「わからない」とのこと。
次男君はわりとまじめな子で、先生の話をふざけて聞いていないということは考えづらいです。
でもぼ~っと他のことを考えて話を聞いてないことはありそうなので、
「ちゃんと話を聞いてなかったんじゃない?」と言ったところ
「ちがう」とだけ言って
次男君はぽろぽろ泣き出してしまいました。
落ち着くまで待ってから、
「何か困ってる?」と聞いたところ
「毎日先生に叱られる」とのこと。
「どうして叱られるの?」
「隣の子が叱られるから・・・」
次男の話を要約すると、隣の席の子は非常にやんちゃな男の子。
悪ふざけも多いし、怒られても全然平気。
でも次男は隣の子が怒られると自分も怒られているような気持になって、いろいろ集中できない。
怒られていなくても、その子がみんなと違うことをしていると「あぁまた怒られる~」とハラハラしてしまう。
で、そっちばっかり見てるから先生の話を聞きそびれて怒られるとのこと。
これはちょっと困ったなぁ。と思った育児猫は、担任の先生に電話しました。
表向きは宿題の内容を聞くために。
実際には先生が次男の状況を理解してくださっているかどうかを確認するために電話したのです。
担任の先生はベテランの女性の先生。
先生は次男が隣の子に気をとられているのはご存じでしたが、叱られるときに叱られている子以上に次男くんがびびっていることまでは気づいておられなかったようです。
新学期が始まったばかりですぐに席がえは難しいけれど、叱る時には少し離れたところでなど、対策を考えますとおっしゃってくれました。
隣の子が落ち着くことは期待できない気もしますが、次男君が落ち着いて授業を受けることが出来るようになるといいなぁ。
幼稚園年長 長女ちゃん
育児猫家のリーサルウェポン=長女ちゃん。
年長さんになっても特に心配はしていません。
・・・でしたが、実は長女ちゃんのクラス担任の先生が昨年度末にお辞めになったのです。
長女ちゃんの幼稚園は縦割りクラスで、入園から卒園までクラス替えはありません。
その代わり年長さんが卒園して、年少さんが入園してくるため、毎年顔ぶれは変わります。
でも担任の先生は基本的に変わらないのです。
それなのに先生の体調不良で、昨年度末担任の先生がお辞めになり、新しい担任の先生となったのです。
長女ちゃんは新担任の先生が嫌いなわけではありません。
ただ旧担任の先生に、長女ちゃんはかなり懐いていたのでショックだったようです。
しかも同時に一番の仲良しだった年長さんの女の子も卒園してしまいました。
新年度、登園するときに長女ちゃんは珍しく少々緊張していました。
「誰か一緒にお昼ご飯食べてくれるかなぁ?」とも言っていました。
昼ご飯は決まった席で食べるわけではなく、自分たちで好きな席で好きな子と食べることになっているのです。
クラス内の同い年の女の子に、今のところ仲良しさんがいない長女ちゃんは不安だったのでしょう。
今まで助け舟を出してくれていた先生もいないのですから、不安は倍増ですよね。
初日は結局、そんなに仲良しでもない一つ下の女の子と食べたようです。
でも週の終わりには、同い年の男の子と仲良しなって一緒にご飯を食べるようになったみたい。
二人で食べるときもあれば、他の子が一緒に食べることもあるけれど、とにかく気の合うお友達が出来て、一安心です。
最後に
とりあえず、3人ともなんとか新生活に馴染んできているようです。
次男君だけ、ちょっと心配ではありますが、先生の対応がうまく機能することを祈るばかりです。
子どもたちが大きくなるにつれて、目が行き届かないことが増えて、いろいろやきもきしてしまいます。
特に友人関係は心配が尽きませんねぇ。
勉強は出来なきゃ出来ないで、家庭でカバーすることができますが、友達関係はそうもいきませんからね。
色々な心配事や問題を、子どもたちが家庭内で話すことが出来るような雰囲気を作ることが一番大事なんだと思うけれど、出来ているのかどうかがわからない・・・
それにどんなに気を付けていても、年頃になったら話してくれないかもしれない・・・
とにかく今年度も
「どんなときでも味方だから、何かあったら話してね」
というメッセージを言葉と態度で伝え続けていきたいと思います。
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